チャリの呼び声

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ロードバイクで四国一周旅⑦ 5日目

5日目 高知城あぐり窪川

3月31日(木) 走行距離77.28km 獲得標高661m

青がこの日走った分

 

 

8:00から朝食

バイキングスタイル

朝からがっつり行く。ロードバイクは朝食が大事だと思う。なんとなく昼飯は16:00ごろから全身に効いてくる気がする。それまでは朝食で体を動かすイメージ。

前日勝手に酩酊して大浴場が閉まる時間まで寝落ちするという馬鹿なことをやったせいで状態異常を背負ってからの1日。

高知城から徒歩10分もない場所に宿を取ったので9時ごろチェックアウト。ここもまた良い宿であった。

路面電車高知城

 

9:20 高知城見学開始

 

まずは山内一豊公と記念撮影。

タイマーをかけてダッシュで跨る

ジャージとパーカーをサイクルジャージの上から身につけ、門をくぐって敷地内へ。数日後のお祭りか何かに合わせて飾り付けをしている。

ここから敷地内に入る

入るとすぐに板垣退助の像があり、天守へ続く坂道がある。

板垣退助の像

満開の桜と天守

入場料を払って入場すると、まず書院造の建物の見学となる。

生活をイメージしやすい 

ここは武装した従者を待機させる場所、などかなり事細かに説明書きがあり、けっこう見所がある。

順路に沿って見学していくと次は天守

天守単体の大きさは四国の4つの城の中で最大なのかな。とても広い。

1層目 城下町の再現模型がドでかく置いてある

天守の階段は大体1つなのだが、高知城は広いためか、1層と2層を結ぶ階段が2つもあって驚いた。2層目の広さが丸亀城の1層目と同じくらいに感じる。2層目には城の再現模型が置いてある。

2層目 城の再現模型が置いてある

当時の城の再現模型

3層目にあがる階段は1つ。ほかの城と同じく傾斜がすごい。高知城は4層構造(厳密には6層らしいが)なのでまだ上があるのだ。

3層でもまだ広い

3.5層目

途中にこのようなスペースを挟んで最上層へ

最上層 けっこう混んでた

最上層からの眺め

完全に外に出られるベランダ付の天守は何気に初めてな気がする。

やはり城は良い。これまで見てきたどの城も、独自の設計コンセプトがあって、説明書きを読んでいるだけで飽きない。また現代の建物ではありえない階段の傾斜ひとつとっても非日常でありワクワクする。歴史に詳しいタイプではないので浅い感想しかいえないが、好きという気持ちは本当だ。

天主も美しい

十分堪能して、10:45ごろ高知城を出発。海岸線まで南下し、西へ向かう。

 

 

11:50 カフェ ニールマーレにて昼食

晴れていたのは高知城までで、そこから急激に天気が崩れ始め、昼食をとる頃になると雨が降り始めた。

天気が本格的に崩れてくる

 

この辺

昼飯は洒落たカレー。うまかった。

ポンチョを出すか迷ったのだが、ある程度ならウィンドブレーカーで耐えられるのと、一度出すと仕舞うのがすごく大変なので、ポンチョは出さないことに。靴だけは濡らしたくないのでシューズカバーをはいて出発。

サーファーの格好をした人が歩いていたので晴れていれば綺麗な砂浜が見れたのかもしれない。

カフェの窓から 全部灰色

 

 

景色がどんどん田舎へ変わっていく。

子供のために作った秘密基地?

雨は降ったり止んだりを繰り返していた。サイクルジャージとウィンドブレーカーは雨が止むとあっという間に乾いてしまう。またウィンドブレーカーの中に雨が進入するほどでもなく、ポンチョを着なくて正解だった。

 

 

13:50 スタンプポイント かわうその里すさき

スタンプカードの記録を見ると13:50に到着してスタンプを押しているのだが、この10ヶ月で記憶が完全に揮発してしまった。どうもこうもなかったのだろう。

 

 

14:23ごろ 安和海岸線

聞こえるのは叩きつける波の音だけ

この旅のこれまでの海岸線と違い、かなり険しい雰囲気の道を走る。

すれ違う車もなく、波の音の中一人。

晴れだと印象が違ったのだろうか

道があっているか不安になるが、ブルーラインが正しい道であることを時々教えてくれる。

一周コースを示すブルーライン

雨の中走るのはそれはそれで悪くない。旅をしてる感がある。

またこの荒々しく厳粛な道が雨で際立って余計印象に残ったのかもしれない。

 

 

13:20ごろ 七子峠

安和海岸線を抜け、小さな漁港を抜けるとそのまま七子峠に。

この日の獲得標高はほぼここの峠。おそらく一周旅で一番長いヒルクライム。でも傾斜も大したことなく、都民の森程度の難易度、だと思う。前日に貰った状態異常のせいで若干ペダルが重かった。

ここからしばらく海岸線から離れて内陸部を走ることになる。

七子峠半ばからの眺め。向こうに見えるのが走ってきた道

おわり

 

 

15:56 スタンプポイント あぐり窪川

七子峠を登りきり、四万十町を通り抜けスタンプポイントへ。

一番下に小さく書いてある

はい、終了。今日はここまで。

年度末の休業までは読めなかった。

ちょっと進んだ先にあるJR窪川駅周辺の旅館に電話をかけ予約をとる。

夕食付き大丈夫ですか?と尋ねると、ちょっと戸惑った感じだったが夕食付にしてくれた。そりゃ買出しとかの予定もありますよね。

スタンプを押せていたら次のスタンプポイントまで進んだかもしれないが、降ったり止んだりの雨も、予約を取ったりしている間に本格的に降ってきだしたので、ここでやめておいて正解。

 

16:30ごろ 旅館

大体ビジネスホテルなので個人でやってる旅館に泊まるのも久々だった。自転車はガレージに置かせてもらった。

ヒノキの風呂に浸かり、洗濯機をまわし、4人1組が4組くらい座れる食堂で夕食。

お遍路さんも宿泊していて、肩の部分が背負い紐でこすれて破れていた。いつから歩いているのだろう。

 

夕食

未だブラウン管のテレビで地上波をつけながら明日のコースをstrava上で作成する。

前日から持ち越したダメージもあるので早めに就寝。久しぶりにベッドではなく布団。ホテルとは違った静かな雰囲気でこれも悪くない。

 

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